日本釣振興会

2011年11月23日 神奈川県 相模川における釣り針・釣り糸の残留状況調査

2011年11月23日、相模川の高田橋周辺で釣り針・釣り糸の残留状況の調査が行われました。この調査は神奈川野生動物リハリビテーター、神奈川ウォーター・ネットワーク、野生動物救護の会、かながわ野生動物サポートネットワークの皆さんが行っており、今回は12名の方が参加して高田橋の上流・下流1.4キロを調査しました

今年は大きな台風が2回あり、川が増水したためか河原にはあまり糸や針は落ちていませんでした。それでも河原に生えている木の枝や、増水でえぐれた岸辺の岩の間から釣り糸が回収されました。この日回収された糸は後日洗浄後乾燥して重量を量り、長さに換算することになっています。

相模川では同じグループにより平成21年に2回、平成22年に3回、調査が行われています。回収された糸と針は下記の通りです。

◇平成21年(あゆみ橋から下流左岸 2回に分けて合計2.2キロを調査)
釣り糸 716.43メートル    釣り針  225.34グラム

◇平成22年
相模川はアユ釣りで有名な場所であることから、アユ釣りの解禁前、解禁中、解禁終了後の3回の調査が行われました(あゆみ橋から下流左岸 2.2キロ。同じ場所を時期を変え3回調査) 。

解禁前(5月9日) 釣り糸 122.33メートル 釣り針 28.00グラム
解禁中(7月10日) 174.46メートル 32.13グラム
解禁終了後(11月14日) 491.79メートル 77.72グラム

地形的に相模川はどこででも釣りができるわけではありませんが、流域全体ではたくさんの釣り糸や釣り針が落ちていることになります。

釣り糸が放置されているのは川だけではありません。湖や海岸の清掃でも必ず糸が回収されます。野鳥が糸に絡まる、また針が付いた魚を誤飲する等の事故は全国で起きています。水辺は子供達を含め、たくさんの人に利用をされている場所です。釣り人の皆さんには釣り場に糸や針を放置せず、また落ちている糸や針を見つけたら必ず持ち帰るようお願いいたします。針や糸による野鳥の被害を防ぎましょう。