1. 釣り場の規制 (立ち入り禁止)
釣り人としては魚がたくさん釣れそうな場所で釣りをしたいと思うのは当然のことですが、好きな場所で勝手に釣りをすることはできません。現在多くの場所で立入禁止や釣り方等で規制を受けており、今後ますます規制が強化される方向にあります。ただこうした規制の多くは一部の釣り人がルールやマナーを無視し、十分な安全対策を講じなかった結果でもあります。不注意な釣り人の死亡事故が原因で、年間10万人以上が釣りをしていた堤防が立入禁止になってしまったケースや、港湾全体が立入禁止になるようなケースが全国で発生しています。
これ以上釣り場の規制を受けないようにするためには、釣り人一人一人がルールやマナーを守り、十分な安全対策を講じることが求められています。
釣り人にとって一番影響が大きいのは、今まで釣り場として利用されていた場所が立ち入り禁止となる釣り場の規制です。規制を受ける理由としては以下の3つがあります。
1)ソーラス条約 (海上における人命の安全のための国際条約)
2001年9月のアメリカ同時多発テロを受け、2004年7月1日に条約が改正され、テロの阻止のため港湾施設の保安体制の強化が義務づけられました。
この結果日本では100箇所以上の港湾施設が柵で囲われ立入禁止となり、全国では年間延べ100万人近い釣り人が影響を受けたと思われます。
日本釣振興会ではこうしたソーラス条約対象港で開放に向けた働きかけを地元の行政に対して行っており、新潟県直江津港西埠頭や静岡県清水港日の出岸壁等現在全国6か所で一時開放が実現しました。私たちは今後もSOLAS対象港湾の集約化や常時開放に向け、行政へ働きかけを続けていきます。
【福岡県門司港での一時開放】
2)ルールやモラルを守らない釣り人‐‐‐釣り場をなくす原因となる釣り人
全国の港湾・漁港管理者からは、ルール・マナーを守らない釣り人で困っている話を聞かされます。立ち入り禁止場所に入る、ゴミを捨ててゆく、たき火をしてそのまま帰る、漁師の仕事の邪魔をする、駐車禁止場所に駐車する等です。こうした心ない一部の釣り人のために、今まで釣り場として使用できていた場所が立ち入り禁止になる場所が増えています。
釣り人が放置してゆくゴミについては2009年4月14日にTBSチャンネルの夕方のニュース番組「The News」でも取り上げられ、12分間にわたり放映されました。
『ゴミ散乱 マナー悪 釣り人直撃』
『釣り針ポイ捨て 釣り人を直撃』
こんな字幕で神奈川県横須賀港、大阪港、静岡県駿河湾、兵庫県南芦屋浜の釣り場でゴミを釣り場に放置する釣り人、立入禁止場所に入り釣りをしている釣り人の映像が流されました。
・清掃員
「ゴミの中に捨てられている釣針が手にささるので、2重に手袋をして作業をしている。清掃車には救急箱を常備している。仕掛けは危険なので持ち帰ってもらいたい。」
・漁師
「釣り場を確保するために停めてある漁船を動かす一部の悪質な釣り人がいる。」
・釣り人
「こんなにゴミを放置してゆくようでは釣り禁止になってもしかたがない」
このようなコメントが紹介されていました。
これ以上私達が釣りを楽しんでいる場所が釣り禁止にならないよう、マナーとルールを守って釣りをしましょう。釣り場を守るのは一人一人の釣り人です。
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日本釣振興会 釣り人宣言
3)釣り人の事故が原因で立ち入り禁止となるケース
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詳しくは、こちらをご覧下さい